おちゃはな

メーカー調達社員の日常忘備録です。調達購買と投資の記事が多めです。

QC大会の発表者に選ばれたら

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QC大会の発表者に選出されたら、まずパワーポイントの準備を始めますよね。

その方法は間違いです。なぜなら、QCストーリーをつくることから始まるからです。

そこを疎かにすると資料作りに膨大な時間がかかり、さらには上司から承認がもらえず負のスパイラルに陥ります。

また、QCストーリーはルールがあります。ルールを守れば、効率よく資料を作成できます。プレゼンが苦手な人でも全く問題ありません。

 

今日はQC発表者がする事をまとめていきます。

 

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テーマは終わっているものを選ぶ

テーマは活動が終わっている物を選んでください。進行中のものはゴールがコロコロ変わるので、資料を何度も修正する要因になるので危険です。

 

プレゼンの上手さは関係ない

QC発表はQCストーリーに沿って発表すればOKです。社長が決算報告するようなプレゼンの上手さは必要ありません。QCストーリーは次の順番になります。

1.テーマの選定

2.現状の把握

3.目標の設定

4.原因の分析

5.対策立案/実施

6.効果の確認

7.歯止め/標準化

 

QCストーリーを作りこむことが大事

ますは概略を作成しましょう。A3一枚にQCストーリーの7項目をまとめましょう。その後、上司にみせて承認をもらいます。PPTの作成はその後最後に取り組みます。

 

審査員は管理職(プロ)

審査員は管理職(プロ)です。どのような活動をしたか。効果はでたか、苦労した点は何か、斬新なアイデアがあるかというところを見ています。M1の賞レースと同じです。プロに説明するので、基本のQCストーリーで説明しないと大けがします。

 

採点基準を把握しよう

QC大会は採点項目が明確に決められています。複数の会場で行われているので、採点基準を統一するためです。採点項目は公表されているので、作成した資料で自己採点してみてください。点数が低い項目を直せば、よりより資料になります。

 

 

QC発表を経験することは、キャリアパスにおいて非常に重要ですので、頑張ってください。