資材購買部門で出世する方法
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2000年以降では資材購買部門から社長になる人がでてきています。
日本ではトヨタ自動車の渡辺捷昭元社長、東芝の田中久雄元社長です。
アメリカではApple社のCEO/Tim Cook氏 、GM社のCEO/Mary Teresa Barra氏が挙げられます。
つまり、バイヤーも頑張れば社長になれる時代になっています。
今日は調達に配属されている若手社員(10~20代)に向けて出世する方法を紹介します。
社長まではいかなくても管理職になりたいと思っている人にも有益な記事です。
出世する人物像とは
結論から述べると、「購買戦略を示し、結果を出す人」です。
自分で最適な調達方法を考えて周りに発信し、成功を収める人です。
具体的にどのような能力が必要なのかを紹介します。
出世するために必要な3つの能力
- 情報収集
- 論理的思考力
- リーダーシップ
この3つを伸ばせば出世する人物像に近づきます。次に鍛える方法について述べます。
1:情報収集
まずは「担当品目」の情報を集めます。その為に現場に行きましょう。五感で触れる事で理解度が違ってきます。
次は「数字」の情報を集めます。例えば価格/不良率/リードタイムです。数字の感覚を養うと「ものさし」を持てるようになり、説得力のあるデータを作成できます。
2:論理的思考力
仕事の内容を100%一人で理解することは不可能です。しかし、要点をまとめて理路整然と語らなければなりません。まずは「社内会議の議事録係」をおすすめします。人の話を聞きながら要点を書くハイブリットの作業を訓練できます。
次は「議事進行係」をおすすめします。複雑な物事を整理・整頓できるようになります。
3:リーダーシップ
周りを巻き込んで牽引する能力です。若手社員には恐れ多いと思うかもしれませんが、遠慮はいりません。先輩方はあなたに発信力があればついていきます。
社内の「プレゼン」や「QC大会」に出ていくことで伸ばす事ができます。
今日紹介した「人物像」は転職するときにも重宝されます。
募集要項にも「セルフスターターな方」とよく記載がありますが、同じ意味です。
調達業務は大変ですが非常にやりがいがあると思っています。
皆さんも社長を目指してみてはいかがでしょうか。