調達課員のキャリアパスを解説
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この記事は資材購買業務をしている中堅社員(30代〜40代)に向けて書いています。
調達で身につくスキルは何か?自分に足りていない能力を知りたい。
こういった疑問に答えていきます。
3つの項目に分かれており、詳しく解説しておりますので、最後まで読んで参考にしてください。
調達課員のキャリアパスは3つ
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基礎スキル
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調達知識
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調達スキル
1:基礎スキル
まずは基礎スキルです。6項目をあげます。
資材購買の業務だけでなくどの職場に配属されても必要な能力です。習得すれば業務が非常に円滑に進みます。
基礎スキルですが、中々習得できません。全て実践できている人は管理職やその近くのポジションにいる方です。
その為、転職活動でアピールポイントに入れると、面接官が興味を示します。
・コミュニケーション能力
・戦略立案力
・リーダーシップ
・他部門との調整力
・論理的思考力
・問題解決力
2:調達知識
調達管理の業務に必要な項目です。法律や部門費の管理などに必要な知識です。経理と関わりが強いですね。バイヤーは疎かになりがちなので、しっかり勉強しましょう。
・CSR知識
・法律、財務、税務知識
・サプライヤ業界
3:調達スキル
主にバイヤーに必要な項目になります。担当品目のQ(品質)、D(納期)、C(コスト)をより良くする際に活用するスキルです。
・分析力
・サプライヤマネジメント力
・ソーシング力(交渉力、見積評価力)
・リスク対応力(品質不良、納期遅延)
・原価低減、開発購買力
習得方法
様々な品目と業務を経験する事です。通常業務で忙しいと思いますが、チャンスがあれば手をあげて立候補してください。
心配が先に来る場合は自分のスキルを評価してみてください。この記事で述べたスキルが他の方より半分以上優れていれば大丈夫です。
新しい仕事をするとモチベーションが上がり、新たな出会いがあります。
いいサイクルに乗ることができて能力も習得できます。品目が多いので2~3年で回るように自分で計画を立ててください。
どんどんチャレンジして、良いキャリアパスを作っていきましょう。
一番たいせつな能力は何?
3つのうち一番たいせつな能力は基礎スキルだと思います。
なぜなら管理職になると最も求められる能力だからです。やはり基礎が一番大切ですね。
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